インプラントにもいろいろな治療法がある

ほとんどのインプラント治療では医療保険が適用されません。そんな患者にとって、どのような手術法を選択するのかは重要な懸念材料です。インプラント治療にも様々な治療方法がありますが、どのような基準でどんな治療法が選ばれているのかを見ていきましょう。

患者が選ぶインプラント治療方法ランキング

no.1

抜歯即時インプラント

不慮の事故などで歯根が折れてしまったりと、突発的にトラブルが起こった場合に良く取られる治療法です。抜歯している状態を続けていると骨がやせてしまうという明確なデメリットを背景に、こうした緊急の場合では即時インプラントを選択する人が多いというのが1位の理由になりました。

no.2

ボーンクラフトGBR

骨移植により欠損した部分に行うものです。自身の歯槽骨や顎の骨から調達する治療法で、人によっては他の部位から調達する場合もあります。計画を立てて余裕も持って行えるインプラント治療のため事故などの突発的欠損より、長年のコンプレックス解消などのケースによく選択される手術法です。事故などの緊急性にはあまり向かないため、選ばれる治療法としては2位になります。

no.3

サイナリストGBR

こちらも2位と同じく「骨誘導再生術」の分野である手術法です。上あごにインプラントを埋入する際、患者によっては十分な骨の厚さがない場合があります。そこで骨の土台を厚くするために移植や補填材を用いて十分なスペースを確保するという方法です。患者の状態によってプラスαとして追加の工程があるGBR治療法になります。

no.4

分割手術

こちらは一般的なインプラント手術です。従来のインプラントでメジャーな方法で一次手術、二次手術と経過を見ながら分割して工程を行います。治療期間を長期的にすることで術後の経過を把握することができ、結果として感染症などのリスクなどを極限まで下げることのできる治療法です。3~6か月と所要する期間の長さから4位になってしましました。

no.5

一括手術

こちらは4位と同じく一般的な手術方法です。手術回数を1回にすることで治療にかかる患者の負担を軽減するのが目的です。しかし一回の切開ですべての手術工程を済ませてしますため、骨の状態などを正確に把握できていない場合では感染のリスクが上がってしまいます。ほとんどの患者は医療保険の適用されない医療保険として受診するので確実性に欠ける、という点で5位という結果になりました。

多様な治療法

歯型

自分に合った治療法を選ぼう

上記以外の治療法やインプラント治療以外でも同程度の効果を得られる手術法があります。体質などを考慮してしてブリッジなど他の治療が好ましい場合もあるので、医師とよく相談したうえでインプラントにこだわらずいろいろな治療法を検討することをお勧めします。

治療費によって手術内容を考慮

様々な医院や治療費を検討して、支払可能な費用の治療方法を選択するといった試みも必要になってきました。理想的な歯を手に入れる前に術後にかかるメンテナンスの維持費などそういった経済的な面もよく考えるようにしましょう。

医療保険が適用される場合もある

インプラント治療の中にも医療保険が適用される場合があります。必要に駆られてインプラント治療を即時に受ける前にそういった保険を受けられる対象に該当していないかなども調べるようにしましょう。

実際あったインプラント治療に関する疑問

総入れ歯なんですがインプラントにできますか?

結論から言えばインプラントは可能です。部分的に固定させる治療法とは別に最小4本程度の固定柱で人口歯をすべて固定させる「オールオン4」と呼ばれる治療法があります。支柱数が少ないことで、場合によっては複数の部分のインプラントを行うよりこちらのほうが治療負担が軽くなる場合があります。

以前、抜歯して長期間放置してましたがインプラントにできますか?

基本的には放置期間にかかわらずインプラント治療は可能です。しかし、放置期間によっては極端に骨がやせている場合が考えられますので、必要なら骨の再生治療が必要とみなされることがあります。

歯科のセカンドオピニオン制度って何?

医院で診断を受けた患者が説明された治療方針に疑問を覚えた場合などに他の医師の意見を仰ぐ、といったものです。別の歯科医院やが大学病院を利用してみて全く違った診断結果になったり推奨された治療内容が異なるといったことがあるので、一か所の診断結果を過信しないことも大切です。

インプラント直後に発音が悪くなったのですが?

基本的に慣れの部分が大きいと考えられます。義歯の固定にもネジやフック、ブリッジなどのタイプがありますので使用感については担当医師に相談してみてください。

歯茎がやせているのですがインプラントにできますか?

精査してみなければ正確には言えませんがおそらく可能です。本数によってはブリッジやオールオン4などの治療法が適している場合もあるのでまずは歯科医院で相談してみましょう。